読書を楽しむ冬時間。本好き家族の書棚アイデア

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読書を楽しむ冬時間。本好き家族の書棚アイデア

JAN.29.2024

電子書籍や電子辞書など、今やあらゆる情報はスマートフォンやPCで入手する時代ですが、やはり美しい装丁の本や歴史小説など、ページをめくるワクワク感は書物にしか味わえない良さがあります。おうち時間が多くなるい季節、たまにはテレビやゲームを消して、静かな環境の中で読書時間を楽しんではいかがでしょう。とはいえ、ついつい気になる本を買い集めてしまい、デスクや床に積み上げたり、読み返したい本が納戸の奥にあったりと、保管場所に苦労されているのも事実です。家を建てる時には、そうした愛着のある書物の居場所もプランニングに入れたいものです。文庫本やコミックが多いご家庭ならたっぷり収納できる本棚、小さなお子様がいるご家庭なら遊び心をプラスした本棚というように、本の量や種類によってスペースの確保も変わってきます。今回は、さまざまな本好き家族のこだわりのブックシェルフを実例でご紹介します。

しまうだけじゃない、美しく飾る壁一面のライブラリー

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そばに置いておきたい本がたくさんある、いつも好きな本を眺めたいという方は、リビングの壁一面を飾り棚にするのはいかがでしょうか。蔵書を飾りつけるように収納し、絵画や写真、お気に入りのレコードジャケットなどとディスプレイすれば、リズム感のある素敵なライブラリーが生まれます。天井まで続くブックシェルフはリビングの主役になり、家族やゲストとの会話のきっかけにもなります。また、インテリアとしての視点だけでなく、「出しやすくしまいやすいこと」も重要。飾りたいものに合わせて幅や奥行きを検討すると良いでしょう。吹き抜け空間であれば、リビング階段やはしごを設けて実用性も兼ねたブックシェルフにしたいですね。

家族みんなが楽しい廊下の小さな図書館

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面白くて読み返してしまいたい本や、心を動かされた本は、誰かに教えたくなるものです。家族みんなが通る廊下にブックシェルフを設ければ、自分がオススメする本をみんなに共有することができます。また共有本棚であれば、家族がどんな本が好きなのか、どんな物語に感動するのかを知ることができ、意外な一面を見つけたり、新しい発想に出会えることもあるでしょう。時間ができた時に、ふと手に取ることができる気軽さも良いですね。廊下に大きな床面積が取れない場合でも、文庫本が収まるくらいの奥行きであれば、壁の厚みを利用した壁面収納を設置でき、すっきりと圧迫感を感じることもありません。絵本などは表紙が見えるように並べ、ちょっとした遊び道具も一緒に収納しておけば、リビングとは別の子どもたちの遊び場にもなり、家族みんなで楽しめる空間になります。

デスクまわりをいつもすっきり整頓できるスタディルーム

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リビングやワークスペースの一角に設けた子どものスタディコーナーに、勉強に必要な本をたっぷり収納できるブックシェルフを配置すれば、子どもたちの学習にも効果的です。手を伸ばせばすぐ届く場所に本棚があるので、本で調べることが習慣になりやすく、日々の勉強もはかどるはず。また、取り出した本をすぐに本棚へ戻せるので、整理整頓もしやすいです。勉強以外にも空いた時間に家族と一緒に図鑑を開いてみたり、児童書や絵本をゆっくりと読むことができ、本を手に取る機会が増えていくことでしょう。単に書籍を並べる本棚だけでなく、読書スペースやワークカウンターを設けることで、くつろぎや家族のコミュニケーションの場としても活躍しますね。

ひとり時間を楽しむ自分だけの本棚

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書斎にお気に入りの書物をたっぷりと収納するブックシェルフを設けたいという方も多いのではないでしょうか。部屋のスペースによって設置できる場所が限られる場合、補強のための下地を施し、壁面上部に本棚を作り付けることも可能です。本棚を床置きするスペースがとれなくても、部屋の中にお気に入りのコレクションを所蔵することができます。また、壁の厚みを利用して本棚を埋めるように配置すると、部屋の広さに影響することなく、収納場所を確保できます。重量のある蔵書を保管したい場合は、棚板の縦の支えは60cm間隔くらいで入れるのがベスト。収納効率を考えると、棚板は可動式がオススメです。大切な本をじっくりと楽しめる自分だけの空間で、ゆっくり読書をするのはもちろん、仕事で使う資料や文献などもすぐに手に取ることができるので、リモートワークも快適に進みます。

本棚を作る上で重要なのは、収納量や実用性ですが、
インテリアや家族のコミュニケーションの場を視野に入れて設計すれば、新しい暮らしの楽しみにつながります。
ご家族の暮らしに合わせて、ブックシェルフのある空間を検討してみてはいかがでしょうか。

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