豊かな緑に抱かれて、クラシカルな表情を放つ住まい

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豊かな緑に抱かれて、クラシカルな表情を放つ住まい

OCT. 5.2022

Y様が巡りあったのは、良好な自然環境が保たれている趣のある敷地。ここに住むなら、大好きなフランク・ロイド・ライトの建築物のように豊かな緑に囲まれた環境で、普遍的な価値を持ち続ける家にしたい。そんな思いで建てたのが、このどこかクラシカルな雰囲気を放つデザイン。時代を超えて静かな時間を満喫できる、上質な住まいです。

重厚さと優美さを併せ持つ、気品あるフォルム

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通りから見られるという立地から、「地域の景観を形成するようなシンボリックな建物にしたかった」というY様。単にクラシカルな表情だけではなく、繊細な優美さも必要と考え、付近の公共建築の外観をヒントに、窓回りのデザインを整えました。駐車スペースのゲートもシンプルな直線を強調し、景観を大切にされたということです。門扉やアプローチには、天然石やアイアンなどの素材感を生かした建材を選択。知人からは「まるで博物館のよう」と評されることもあるそうです。

天然素材のぬくもりに包まれた、開放的なLDK

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「勾配天井のリビングに憧れていた」というY様。そこで屋根の形状を生かすため、リビングは2階に配置。南に向けて大きく開口部を設けたリビングは明るく開放的な空間に。床、天井とも温もりを感じる木質素材を採用。天井材の色味は明るめに、床は濃い色合いのブラックチェリーを合わせることで、ほどよい落ち着きが生まれています。ダイニングの壁にはY様が選んだグリーンのタイル。それを引き立てるかのように、壁面の一部やキッチンの背面にそれぞれ異なるホワイト系の細かなガラスタイルを張り合わせています。それは、戸外に広がる光と緑の景観に合わせてイメージしたとのことです。

玄関ホールには、タイルの壁面アート

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1階の玄関回りは白を基調にして、ここにもこだわりのタイルを選択。高窓で明るさもしっかり確保されています。

日常でありながら、非日常のやすらぎに浸れる空間

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1階には主寝室と読書室を設けました。主寝室はベージュを基調色にした内装でシンプルにまとめながら、ウィンドウトリートメントで個性をさりげなく表現。隣接する読書室はこもり感のあるコンパクトな空間。お気に入りの絵画やイギリスのアンティーク家具を配して、心地よく過ごせるインテリアになっています。また、「巾木やケーシングにもこだわりました」というY様。すっきりとしたナチュラルな2階の雰囲気とは異なり、デコラティブな巾木やケーシングを採用することで、クラシカルな印象に。喧噪から離れ、非日常的な静けさに浸ることのできるプライベートスペースになっています。

デザインにこだわり抜いたわが家に、心身ともに満たされる毎日

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もともと建築やインテリアが好きだったというY様。建築家フランク・ロイド・ライトのデザインが好きで、末永く、資産価値を維持できる家にしたいとの思いから、プランニングの際もじっくりと取り組み、ひとつひとつの仕様やアイテムにかなりこだわりました。階段の窓に入れたステンドグラスは地元の作家さんにオーダーしたものです。自分の家を建てるときにはぜひお願いしようと思っていたので夢が叶いました。全館空調を入れたので夏も冬も快適。自分の好みの家というのは、こんなに心身が満たされるものなんだと実感しています。

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