歴史を刻んだ大木に抱かれ、穏やかに成熟を重ねる住まい<br>1995年施工 熊本県 N様邸

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歴史を刻んだ大木に抱かれ、穏やかに成熟を重ねる住まい
1995年施工 熊本県 N様邸

JUL.21.2021

代々残された古い木立の中に建つ三井ホーム施工のN様邸は、今も施主様をはじめとした、住まいづくりに携わった人々の想いや情熱を宿しながら、時の流れによって味わい深い経年美を醸し出しています。家具はもちろんのこと、カーテンや壁紙、壁の絵の配置まで新築当時のまま。歳月を重ねて深まる暮らしを楽しまれているN様の住まいをご紹介します。

豊かな緑の木漏れ日が、重厚な建物に表情を与えている美しい佇まい

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トラディショナルな切妻屋根にハーフティンバーの白い外壁が映える美しい外観デザイン。訪れる人を包み込むように迎える、レンガタイルを施した奥ゆかしい玄関ポーチ。歴史を刻んだ木立を生かして設計された住まいが、大らかに佇んでいます。庭のエノキの大木は、奥様がこの家に嫁いだ時からあったとのこと。ご主人が小さい頃によく登っていたとお母様から聞いていたそうです。大切な木ですから、庭とともに上手に生かして家を建てたいと望まれました。時を経て成長した庭の木々たち。そこに寄り添うように建てられた住まいも、そこからさらに歳月を重ね、まるで初めから一緒に成熟したかのようにしっくりと美しく馴染んでいます。

オーセンティックの中にも個性が香る、やすらぎに満ちたインテリア

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ある日、参考のためにとご主人と一緒に住宅展示場に行った時のこと。その時に見た三井ホームのモデルハウスは、大きな吹き抜けのあるリビングの2階が回り廊下になっていて、とても素敵な印象だったとのこと。そして声をかけてくれた営業担当者も信頼できる人だったので、建て替えを決意。しかも、偶然にもそのモデルハウスをつくったスタッフが、全員N様の住まいづくりの担当だったとのことです。みんなで良い家をつくろうという熱い心を持ったスタッフに恵まれ、本当に楽しく充実した日々だったそうです。オーセンティックな落ち着いた空間の中にちょっとエッジを効かせたリビング・ダイニングのインテリアは今も新築当時のまま。憧れていた吹き抜けのリビングは、勾配天井を活かしてさらにのびやかさを実現。また階段下を活用してウェットバーも設けるなど、上質なくつろぎの雰囲気を優しく演出しています。

壁に飾った藍染も、一緒に歳月を重ねて味わい深く

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ご主人のお姉さまが作られたいくつもの藍染作品を、お姉さまのご主人が額装してくださったとのこと。それらが玄関からリビング、ダイニングなど家中に飾られています。藍染は、年数が経つと少しずつ色が変化し深みがでてきて、この家にますますふさわしいインテリアとして存在しています。

想いが叶った、モダンで機能的な、お気に入りのキッチン

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奥様が一番こだわられたのが、使いやすく広々としたキッチン。インテリアコーディネーターへの要望は、動きやすい動線で、魚をさばくためにシンクは広く、家事をしながら家族の顔が見えて会話ができ、華美な装飾がなくスッキリとまとまっているキッチンということでした。結果は思い通り、モダンで機能的なキッチンになっています。竣工時にはシェフを呼んで、住まいづくりに携わった全てのスタッフを招いて新築パーティーを開催したとのこと。参加者全員が同じ思いで喜びを味わっている様子が、こだわりの一つひとつから伝わってくるようです。

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