妥協のない端正な意匠が、時を重ねて輝きを放つ<br>1987年竣工 愛知県 K様邸

WORKS

妥協のない端正な意匠が、時を重ねて輝きを放つ
1987年竣工 愛知県 K様邸

JUN.23.2021

家とは、プライベートを充実させるためのもの。自分が楽しむための唯一無二の居場所。便利さや機能よりも、心地よさや格好よさを追い求めて、細部に渡りデザインにこだわったわが家。その妥協のないこだわりが、歳月とともに熟成され、味わい深く、今なお輝きを放っている1987年に竣工した三井ホームのオーナー様の住まいをご紹介します

植栽と美しいハーモニーを奏でる、レンガタイルの重厚な佇まい

203_content_01.jpg

樹木に映える表情豊かなレンガタイルの外壁に、ハーフティンバーやチムニーがアクセントになっている佇まい。重なり合う切妻屋根やドーマー、玄関横のボウウィンドウ、住まいとガレージの一体化したデザイン。さらには道路からの見え方にも、奥ゆかしさを考慮するなど、この家に暮らす人の個性や遊び心が随所に表現されています。

自分を満たすために、自分が一番似合う居場所をつくった

203_content_02.jpg

203_content_03.jpg

思い描いたのは、年月を経ても古さが味わいになる家。リビングには、無垢のフローリングをはじめ幅木やケーシング、木製サッシや建具など、質の高い本物の木が惜しみなく使われ、時を重ねるごとに美しい年輪を刻んでいるかのようです。
「私は建物に手を入れるのが好きで、随分と維持費もかけてきました。やはり家というのは、ほったらかしではいけないと思います。心地よく住み続けていくためには、きちんと手を入れていかないと、佇まいとしての年輪が感じられません。」と語るご主人。
自分が一番似合う居場所を大切に守られている様子が伝わってきました。

アンティーク家具が、歳月を経た空間にしっとりとなじんで

203_content_04.jpg

玄関ホールを彩るブルーのステンドグラスは、天井や壁紙のリフォームをしたときに設置したもの。新築時は普通のガラスがはめられていましたが、設計段階から設置できるよう考えられていたのです。革張りのソファは当初から玄関に置いてあります。この家を建てる前から使っていて捨てるに忍びなく、玄関に置かれたとか。出かける時に荷物を置いたり、タクシーを待つ間に腰掛けたり。思いのほか使い勝手が良くて気に入っていらっしゃるとのこと。

メジロやツグミの遊びにくる野趣に富んだ庭

203_content_05.jpg

この土地は、街の中心からほど近いわりに豊かな自然が残されています。K 様は、自然のままの野趣に富んだ雑木林のような庭が大好きで、今でもメジロやツグミなどの野鳥がよく遊びにくるとのこと。お風呂に浸かりながら、秋は庭の実をついばむ野鳥の姿を目にし、春には芽吹く緑を眺めて、自然の四季を感じる暮らしを楽しんでいるそうです。

三井ホーム公式SNS

&Storiesの最新情報を配信中
人気のルームツアーなど公開中