地域交流を生む、避暑地のカフェ

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地域交流を生む、避暑地のカフェ

JUL. 5.2016

古くから別荘が立ち並ぶリゾート地・軽井沢で、20年以上にわたり愛され続けている「カフェあざみ亭」。自家焙煎のコーヒーと手作りの軽食を目当てに、関西から訪れるお客様もいらっしゃるそう。創業時から変わらぬ和やかな空間と手作りの味、そして地域貢献のための新たな取り組みをご紹介します。

綿密にプランニングされた、美しい佇まい

綿密にプランニングされた、美しい佇まい

優美な白いサイディングの外壁に、草花や樹木のグリーンが映える「カフェあざみ亭」。

オーナーご夫妻がリタイア後の夢を叶え、この自宅併用カフェをオープンしたのは、1995年のこと。ベイウィンドウやポーチコラムのある白く美しい佇まいは、ご夫妻が4年の歳月を費やして綿密に計画されました。オープンから20年の時を経た今、新築時にはなかった洒落たデザインの照明が、外観のアクセントになっています。

綿密にプランニングされた、美しい佇まい02

店の前には丹精込めて育てられた鉢やプランターの草花が咲き、お客様をやさしく出迎えます。中には、避暑地に初夏の訪れを告げる可憐な花の姿も。入り口には、近隣のご高齢者のため車椅子用のスロープも設けられています。

自然と調和した明るく開放的な店内

自然と調和した明るく開放的な店内

寒冷地でありながら、冬でも石油ストーブひとつで暖房がまかなえるという明るく開放的な店内。観葉植物が飾られ、木やレンガなど自然素材の風合いに心が和みます。インテリアは創業当時のまま。店内の壁には著名な画家の作品に混じって、趣味で絵を描くご主人の作品も飾られています。静かで落ち着いた雰囲気の店内は、読書にも最適な穴場。

手作りの温もり、こだわりの味わい

手作りの温もり、こだわりの味わい

「カフェあざみ亭」を訪れるお客様の多くは、別荘で暮らすご常連さん。ご主人の淹れるコーヒーは、豆の種類や焙煎も選んで楽しめます。また、奥様手作りのケーキや軽食も提供しており、中でもパスタは大好評。この味を求めてリピーターになる方もいらっしゃるとか。年季の入ったロースターや棚に並ぶカップ&ソーサーなどに、ご夫妻のこだわりや温もりが感じられます。

長年お世話になった地域に恩返し

長年お世話になった地域に恩返し

「長く働いてきたので、そろそろ店を畳もうとも思いましたが、周囲には年を重ねてひとり暮らしになる人たちがいます。そこで誰もが集い、ほっとできる居場所をつくりたいと思ったのです」と語る奥様。ご夫妻は、1年前から地域の人たちと交流する新たな取り組みをはじめました。

毎週水曜日に「縁側 野あざみ」と名付けてお店を開放しています。誰でもひとり100円の参加費でコーヒーや紅茶のおかわりも自由。みんなで一緒に食事をしたり、ときには音楽コンサートを楽しんでいるそうです。今では高齢者を中心に地域の人々の拠り所となり、交流の輪も広がっています。

オーナーご夫妻がつくる自家焙煎のコーヒーと軽食、そして誰もがほっとできる和やかな空気。軽井沢へ行った際には、ぜひ「カフェあざみ亭」で味わってみてください。

長年お世話になった地域に恩返し02

Café あざみ亭

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東89

TEL:0267-41-5118

営業時間:10:00 ~ 17:00

定休日 : 火曜日

駐車場あり

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