自由を楽しむ家

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自由を楽しむ家

MAY. 3.2016

閑静な邸宅街にあるM様邸は、まるでアクアリウムのような家。「魚が水槽の中を自由に泳ぐように、縦に横にと動き回れる家がほしかった」というご夫妻の意向を存分に反映した、従来の概念にとらわれない自由で心地よいお家を見てみましょう。

ほしかったのは多目的な空間が生み出す心地よさ

ご一家がこの地で暮らし始めたのは今から10年以上前。環境は気に入っていましたが、建売住宅だったということもあり住まいに関しては気になる点がいくつもあったため、いずれは自分たち好みに建て替えたいと考えていたそうです。

ご夫妻は旅先などで好みの建築物を見つけるたびに記憶に留め、将来の住まいの理想を思い描いていました。そんな理想を一言で言うと「アクアリウムのような家」。「魚が水槽の中を自由に泳ぐように、縦に横にと動き回れる家がほしかったのです」。

ゆるやかにつながる空間

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愛車の間を進み、アイアンの門扉を開けて玄関へ。ドアの向こうに広がるのは、石貼りの壁面とモダンな表情をみせる階段。上階からの光に誘われて階段を上がると、心地よく開放的なLDKが現れます。

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吹き抜けになったダイニングの窓側に設けられたカウンターは、お子さんたちの勉強コーナー。のびやかな広がりが心地よいこのスペースは、ご家族が思い思いに時間を過ごすことが多いのだそうです。3連窓が特徴的で、2階の居室からも豊かな陽光が存分に楽しめます。

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通過動線である階段横のスペースをリビングとしているのも、空間の役割を固定したくないというご夫妻の意向に沿ったもの。「食べたり、書き物をしたり、外の景色を眺めたり、そのときどきで自由な使い方ができるこの家の間取りはとても気に入っています」とご主人様。

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「和室=畳という固定概念を外したいと思っていました」という和室は、落ち着いたダークカラーでまとめています。床は古民家のイメージで古材のフローリングに、壁はざっくりとしたテクスチャーのグレイの塗り壁にし、サッシは木製に。くつろいで過ごしたい場所には自然素材を多用したいというご夫妻の想いがここにも反映されています。

自然素材と健康空調が心地よい空間づくりをサポート

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木、石、アイアンなど、目に触れる場所に用いる素材一つひとつにこだわり、さらに空間同士のつながりを工夫することで動線の自由度を高めたこの家は、まさに縦にも横にも泳ぐように動ける心地よいアクアリウムのような家です。

「この家にいると夏の暑さや冬の寒さとも無縁で本当に身体が楽です。こんなに開放的な間取りなのに、信じられないくらい過ごしやすいのは健康空調のおかげですね」。その言葉に住まいへの高い満足度が込められています。

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