フィレンツェのアートなブティックホテル〈前編〉「SoprArno」

CULTURE

フィレンツェのアートなブティックホテル〈前編〉「SoprArno」

APR.11.2018

イタリア・ルネサンスの黄金期を支えた歴史と文化、そして芸術の街、フィレンツェ。花のように美しいとうたわれるこの街に、クリエイティブでとびきり素敵な2つのブティックホテルがあるのをご存じですか?インテリアデザインからブランディングまで、すべてをコーディネートしているのは、国際的に活躍するアートディレクター、グラフィックデザイナー、そしてカリグラファーという肩書きを持つベティ・ソルディさんと、現役の弁護士でありながらデザイナーも務めるご主人のマッテオ・ベルドゥーカさんご夫妻。おしゃれでアートな魅力満載の2つのブティックホテルを、2回にわたってご紹介します。

最高のロケーションと居心地のいいプライベート空間。

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映画『眺めのいい部屋』でもおなじみの、有名なヴェッキオ橋から徒歩数分。小さな教会や職人工房など古い街並みが残るオルトラルノ地区に、静かに佇んでいるのが「SoprArno」。大きな窓からは、歴史の街フィレンツェの美しい眺望を楽しむことができます。2014年にオープンしたこのホテルは、フィレンツェ中心部という最高のロケーションにあり、全10室それぞれがアートな個性を放つスイートルーム。14世紀の建物を活かしたリノベーションにより、随所に歴史を感じさせるモダンとクラシックを融合した独特のディテールが表現されています。

インテリアデザインは、マッテオさんが担当。仕上げにベティさんが細部にいたるまできらめく魔法のようなデザインを施したそう。お2人が目指したのは、安らかにくつろげる居心地のいい雰囲気ながら、とてもパーソナルでユニークな空間です。すべての家具やオブジェは、イタリアやロンドンのアンティークマーケットでお2人自らが選び抜いたものに手を加えたオリジナル。さりげなく置かれた小物にいたるまですべての調度品がモダンでポップな表現の中にも歴史のロマンを感じさせます。

また、子供の頃を思い出させるような夢あふれる蔵書を豊富にとりそろえたライブラリーは、クリエイティブなオーナー夫妻のこだわり。

フィレンツェを愛するオーナーならではのおもてなし。

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マッテオさんはフィレンツェのご出身。この街を愛し知り尽くしているからこそ、お気に入りのレストランや1番美味しいジェラート店、その他素敵な観光スポットの情報など、フィレンツェでの滞在をよりよい時間にするあらゆるアドバイスをおしまないとか。

地下にあるブレックファーストルームは、ゲストの朝食後から夕方まで、素敵なデリカフェとして開放され、街の人々にも愛されているそうです。

歴史ある文化や、刺激的な発見、そして美味しい食事が、「SoprArno」で過ごした時間を忘れられない体験にしているのです。

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ホテルオーナーのマッテオ・ベルドゥーカさん(左)とベティ・ソルディさん(右)ご夫妻

Soprarno

Via Maggio 35 Firenze

Tel:(+39055-04-68-719

www.soprarnosuites.com

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